預かりワンコの日記


by purinichigo
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カテゴリ:26おはぎ( 1 )

ある子犬のこと

ある子犬のことについて今日はお話しようと思います

うまく伝わるかどうか自信がありませんが
お時間のある方はお付き合いください


3月19日(木)お手伝いで千葉県動物愛護センターを訪れました

すると、具合の悪そうな子犬が1匹
ウーーーンウーーーンと唸りながら
横たわってケージの中にいました

その子は検疫を無事乗り越えたものの、
体調を崩してしまったということでした

ボラ仲間の一人がケージ内にあったごはんを口元まで持っていくと
パクパクと食べ始めました
センターには小さなフードボウルがなく大きなステンレス製のものでしたので、
具合が悪く立てないその子犬は口が届かなかったのかもしれません

それでも、恐らく(推定ですが)職員の方が自腹で買ってきたであろう
柔らかい子犬用のフードを一生懸命食べていました

立たせてみると、何とか立つこともできました

これなら何とか持ち直してくれるだろう

そう思っていました

しかし、その晩

どうにもこうにも、その子犬のことが気になって仕方ありません
今頃どうしているだろう?
お水飲めているだろうか?
ウンチでシーツが汚れて気持ち悪くないだろうか?
寒いんじゃないだろうか?

うつらうつらしながらも、一晩中その子犬のことを考えて
全然熟睡できずに朝を迎えました

翌20日『飼い主探しの会』のお手伝いに再度センターを訪れました

あの子犬はどうしただろうか?

見てみると、昨日のようにウーーーーンウーーーーーンと唸ったまま
ケージに横たわっていました

その日もまたご飯を口元に持っていくと
その日は一口、二口でもう食べません

立たせても立つこともできなくなっていました

ウンチで汚れたシーツを換え、水やご飯が届くように配置をして
飼い主探しの会のお手伝いへと向かいました

その間もその子犬のことで頭がいっぱいでした

家に連れて帰ろうか…
いや、ダメかもしれない…
もしかしたら下半身が麻痺しているのかもしれない
だとしたら我が家に迎えることはできない…
でも、もしかしたら元気になって幸せをつかめるかもしれない

あなたはどうしたいの?ぷりんママ!あなたはどうしたいの?

自問自答していました

無事、『飼い主探しの会』も終わり、職員の方との意見交換の最中も
ずっとずっと

ねぇ!あんたはどうしたいのよ!
ほんとにあんたはヘタレだね!


あの子はたしかに今生きてる!連れて帰ろう
きっと元気になれば歩けるようになるはず
昨日は立てたんだから



職員の方に無理を言って連れて帰ることにしました


その子犬を連れ病院に直行

検査の結果…パルボ


『敵が見えた』それが私の素直な気持ちでした

脱水、低血糖を起こしていましたので、
その場で点滴をしてもらいました

すると…その子犬は首を起こして辺りを見回すような仕草を見せたんです

よし!いける!

その後家に連れて帰り、1時間ごとの点滴をしました

犬用のミルクをシリンジであげると美味しそうに飲んでくれました
犬用のボーロも「痛てーよ!」ってくらい元気に食べてくれました

食欲があるのならパルボだって絶対大丈夫!!!

姉ちゃんが帰って来て話しかけると、
ウンチがこびりついてカピカピになった細い尻尾をプリプリと振ってくれました

ひょええ~~~~カワイイ!!!3人で叫びました^^

夜中も一晩中点滴をし、水分などを与え
沢山お話しました
沢山撫でてあげました

センターにいた時とは全く違った優しい穏やかな目で
私を見つめてくれました

『ボク頑張っているよ。頑張ってるでしょ?』

そう言ってるように思えました

とても苦しそうで、体を動かすこともできないのに、
弱音を吐くことはなかったです

ずっと下になっている方の体をマッサージしてあげると
気持ち良さそうにく~~~~~~んと鳴きました

でも、徐々に声にも反応しなくなり
ミルクも飲んでくれなくなってしまいました

喉が渇くのか…水だけは気持ち良さそうに飲んでくれました


3月21日 20時30分 永眠

たった、3ヶ月にも満たない命でした


声に反応しなくなった時に姉ちゃんに
『危ないかもしれない。名無しのままじゃ嫌だから早く名前つけて!』
ってメールをすると

おはぎ

そう返信がきました


『おはぎ』は私に何を伝えたかったのでしょう?

私の元へやって来た意味は…

後にわかったのですが、
『おはぎ』は検疫後1~2週間センターで具合の悪い状態で
頑張っていたようです

その頑張った意味が
そして我が家に来てたった2日で逝ってしまった意味が

きっとあると思っています


今回、この記事を書こうか迷いました

お涙ちょうだい…それだけの話にしたくないし、
私って立派でしょ!ってことでもまったくもってないし
ましてや、センターを責める気持ちなんてサラサラありません

私は今まで、何頭、いや何十頭、何百頭の同じような子たちを見てきました
間違いだって沢山したし、
怖気づいて見て見ぬふりだって沢山してきました

でも、今回どうして『おはぎ』を連れ帰ったのかわかりません

お友達がこんなメールをくれました

『生まれて数ヶ月…一生で一番愛された二日間でしたよ きっと…』

最初で最後だったけれど、あの小さな尻尾を振るほどに
嬉しかった瞬間があったこと
これだけが私の救いです

そして、精一杯愛しましたよ

他の方の日記でセンターにいる時の「おはぎ」の写真があり
掲載の許可を頂いたのですが、やっぱり見るのが辛いですし、
皆さんには微笑んでる『おはぎ』を覚えていて欲しいので
掲載するのはやめました

最短でY家(我が家)という家族を見つけた『おはぎ』のカワイイ顔を
どうか皆様の心の片隅にでも、置いてやってください


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引き出したこと 全く後悔していません


でも、看取るためではなく
幸せにするために引き出したから
やっぱり悔しいです
たった2日じゃなくてもっともっと一緒にいたかったです

でも、2日間は本当に楽しかった
これはウソでもなんでもなくて、不思議と一緒にいることが
本当に楽しかったし、幸せでした

どうか皆さん考えてください

『おはぎ』が生まれてきた意味を
『おはぎ』が死んだ意味を

『おはぎ』の魂を伝えるために今回記事にすることにしました

元々文章が下手な上に、気持ちの整理がついていないため
うまく伝わっていないかもしれません ごめんなさい

最後になりますが、
センターに居合わせ、応援くださった方ありがとうございました


***************


そして、3月31日千葉県動物愛護センターに見学に行きます
今回は私の車は定員いっぱいなので
直接センターに13時30分集合できる方のみになりますが、

一人で見学は勇気が出ない…という方
一緒に見学しませんか?

自分の目で見て、聞いて、五感をふるに使って感じてみてください
そして、伝えてください
一緒に考えてください

きっと自分のこと、ちょっぴり好きになれるはずです

一人の力は小さくても、沢山集まれば大きな力になるはずです

職員の方も本当に頑張ってくださっています

どうか、ご協力お願いいたします

参加希望の方はお名前(ハンドルネーム可)をコメント欄にお願いいたします


『垂れ耳立ち耳会』に新しいメンバーが増えました
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誰の命もまた誰かを輝かすための光 『花の匂い』 Mr.Children
by purinichigo | 2009-03-25 18:19 | 26おはぎ